8割近くが「天気痛」ある 徳島が全国一 民間気象会社調査

雨や曇りのときに頭痛などがするいわゆる「天気痛」があるか、民間の気象会社がアンケート調査をしたところ、徳島県は、回答した人の8割近くがあると答え、全国で最も高くなりました。

民間の気象会社「ウェザーニューズ」は、雨や曇りのときに頭痛や肩こりなどを感じるいわゆる「天気痛」について、インターネットでアンケート調査を行い、全国の1万9897人から回答を得ました。

それによりますと、「天気痛」があると答えた人の割合が都道府県別で最も高かったのは、徳島で77.6%、次いで熊本が75.7%、宮城が75.6%、静岡が74.0%などでした。

また、香川は69.9%で18位、高知が67.5%で29位、愛媛が63.1%で40位でした。

さらに、対策として最も多かった回答は「薬を飲むこと」で、徳島は、その割合が86.4%と、佐賀に次いで2番目に高く、「ひたすら耐える」と答えた人は15.3%と、全国で最も低くなりました。

ウェザーニューズは、「台風の接近・上陸が多い太平洋側で多い傾向が見られた。大きな気圧低下にさらされる機会が多いため、不調を感じる人の割合も高くなったと考えられる」としています。