県職員 夏のボーナス平均51万円余 4年ぶり前年上回る

県の職員に夏のボーナスが支給され、行政職は平均で51万円あまりと、4年ぶりに前の年を上回りました。

県職員の夏のボーナスは、先月末、1万2116人に支給され、総額は99億5500万円あまりでした。

このうち、行政職への支給額は給与の2.2か月分で、平均51万8925円と前の年より4万316円、増えました。

支給額が前の年を上回ったのは、4年ぶりです。

県職員のボーナスについては、県の人事委員会が去年10月、民間企業との給与水準の格差を解消するため、増額するよう勧告していました。

一方、特別職への支給額は給与の1.65か月分で、前の年より0.025か月分増えました。

このうち、後藤田知事は在任期間に応じて93万3075円で、5月に退任した飯泉前知事も県の条例で支給対象となり248万8200円でした。

また、県議会では、岡田議長が227万2875円、須見副議長が205万7550円、ことし4月の選挙で議席を維持した議員は193万7925円、議席を得た議員は58万1377円でした。