秘書暴行の自民 高野光二郎 参院議員が辞職 補欠選挙へ

秘書の顔をたたいて鼻から出血させていた自民党の高野光二郎参議院議員が、22日、議員を辞職しました。

参議院徳島高知選挙区選出の自民党の高野光二郎議員は、去年の年末、高知市内の居酒屋で、当時、私設秘書を務めていた男性の顔をたたいて鼻から出血させていたことが明らかになり、先週、責任をとって議員を辞職する考えを明らかにしていました。

高野氏は、22日午後、秘書を通じて尾辻参議院議長あてに議員辞職願を提出しました。

国会閉会中は、議長が議員の辞職を許可できることになっていて、辞職は直ちに認められました。

高野氏は48歳。

高知県議会議員などを経て、平成25年の参議院選挙で初当選し、2期目でした。

高野氏の辞職に伴い、参議院徳島高知選挙区では、ことし10月に補欠選挙が行われることになります。

高野光二郎氏は事務所を通じて「このような形での辞職は痛恨の極みだ。支援を頂いた高知県や徳島県の県民の皆様に衷心よりおわび申し上げる。今はただ、猛省する」というコメントを出しました。