「小学生でつくる会社」収益の一部をとくしま動物園に寄付

子どもたちがみずから企画して商品化した「とくしま動物園」をテーマにしたすごろくの販売で出た収益の一部が、18日、動物園に寄付されました。

寄付をしたのは小学生でつくる会社「ほしみたカンパニー」です。

「ほしみたカンパニー」は板野町にある「あすたむらんど徳島」が企画した子どもたちに働く楽しさを体験してもらうイベントで小学生がつくった会社で、イベントでは「とくしま動物園」をテーマにしたすごろくを制作し販売しました。

18日は、動物園にメンバー4人が集まり、初めに社長役の小学6年生、西岡珠生さんが「動物園から動物の写真を提供してもらいすごろくをつくりました。利益の半分を寄付させていただきます」と挨拶しました。

このあと西岡さんから徳島市の内藤市長に寄付金およそ6100円余りが手渡されました。

すごろくは、とくしま動物園のカピバラやライオンの赤ちゃんなどのかわいらしい写真が使われ、サイコロの目は、肉球のデザインになっていて、想定を上回るおよそ50個が売れ、黒字を確保したということです。

西岡さんは「難しいところもあったけど、たくさんの人に手に取ってもらえて良かった。市長ともすごろくができてとても楽しかったです」と話していました。