徳島県 新型コロナ 「定点把握」の感染者数 3週連続で増加

徳島県が発表した新型コロナウイルスの今月11日までの1週間の感染者数は、1医療機関あたり4.43人で、3週連続で前の週を上回りました。

新型コロナの感染症法上の位置づけが先月8日に「5類」に移行したことに伴い、流行状況の把握方法がすべての感染者の報告を求める「全数把握」から、指定した医療機関からの週1回の報告をもとにした「定点把握」に変更されました。

県は15日、今月5日から11日までの1週間に県内37の医療機関で定点把握された感染者数を発表しました。

それによりますと、感染者数はあわせて164人で、1医療機関あたり4.43人と前の週より1.21人増え、3週連続で前の週を上回りました。

保健所別に見ますと、徳島保健所管内が5.25人、阿南保健所管内が6.75人、などとなっています。

県は高齢者など重症化リスクの高い人を中心に、引き続きマスクの着用や手洗いなどの感染対策を行うよう呼びかけています。