交通遺児を支援 県内の輸入車販売業者が集めた寄付金を贈呈

交通事故で親を亡くした子どもを支援しようと、県内の輸入車の販売業者などが展示会で集めた寄付金を贈呈しました。

寄付金を贈呈したのは、県内の輸入車の販売業者などでつくる団体「徳島輸入車ショウ実行委員会」です。

団体の代表が13日、県庁を訪れ、ことしの春、4年ぶりに開いた輸入車の展示会などで集めた寄付金10万円の目録を徳島県交通遺児育成会の担当者に手渡しました。

県交通遺児育成会によりますと県内には、親が交通事故で亡くなったり、重度の傷害を負ったりした高校生以下の子どもが23人いるということです。

育成会は、今回の寄付金を奨学金や学校生活の支援金などに充てることにしています。

徳島輸入車ショウ実行委員会の委員長の一宮良光さんは、「車に携わる者として、交通遺児のために少しでも役に立ちたいという思いで寄付した。勉強などに使ってほしい」と話していました。