後藤田知事 県のキャッチフレーズを変更 公募へ

後藤田知事は、徳島の魅力をアピールしようと飯泉前知事が掲げた県のキャッチフレーズ「vs東京」を変更し、新たなフレーズを公募することを明らかにしました。

県のキャッチフレーズ「vs東京」は、9年前、一極集中の東京にはない県の魅力をPRしようと飯泉前知事のもとで作られ、県庁職員の名刺や封筒などのロゴに印刷されていました。

これについて、後藤田知事は9日の会見で「今あるフレーズが普遍的価値とは思わない。徳島の行政が進化していることを示すことが大事だ」と述べ、新たなフレーズを公募する考えを示しました。

新たなフレーズのイメージは、県の魅力や注目度の向上につながるもので、おおむね20文字以内、9日から来月末までインターネットや、はがきなどで受け付けます。

集まった案をもとに、後藤田知事と県庁の若手職員が議論したうえで、ことし8月下旬ごろに発表し、採用された人には3万円相当の県産品が贈られます。

後藤田知事は「都会に憧れるのはやめましょうと申し上げてきた。進化し、未来に打って出る徳島。そういう思いに共鳴するフレーズが出てきたらありがたい」と話していました。