板野町 住民票の写しなど誤発行 マイナカードをコンビニ使用

板野町の住民がコンビニで、マイナンバーカードを使って住民票の写しなどを取得しようとしたところ、古い内容のものが誤って発行されていたことがわかりました。

板野町によりますと、町内で引っ越した住民が5月3日と5日にコンビニでマイナンバーカードを使って住民票の写し3通と、印鑑登録証明書6通を取得しようとしたところ、いずれも、引っ越す前の住所が記載されたものが発行されました。

さらに、5月18日には、別の自治体から引っ越し、町に転入届を出した住民がコンビニで住民票の写しを取得しようとしましたが、エラーで発行されませんでした。

住民からの連絡がきっかけで町が調べたところ、住民の転入や転出のデータを管理するシステムの設定が誤っていたことがわかりました。

誤った設定は5月18日に変更され、19日からは正常に機能しているということです。

町は、住民に発行にかかった費用を返金したうえで「システムのチェック機能を高め、再発防止に努める」としています。