大阪・関西万博 徳島県など参加のパビリオン基本計画公表 

再来年の大阪・関西万博で、徳島県などが参加するパビリオンの基本計画が公表され、県は、鳴門の渦潮など、県内の観光地を体感できるコーナーを設けることにしています。

徳島県などが加盟する関西広域連合は、再来年の大阪・関西万博で各地の魅力を発信するためのパビリオンの基本計画を公表しました。

それによりますと、パビリオンの中央には、各府県のゾーンにつながる「大関西広場」が設けられ、それぞれの府と県の歴史や文化を映像で紹介します。

各府県のゾーンのうち、徳島県は、県内に観光客を呼び込もうと、鳴門の渦潮や祖谷のかずら橋などの映像を映し、その場を訪れて観光しているような体験ができるコーナーなどを設けます。

また、滋賀県は、びわ湖に潜水艇で潜り、水中を眺めているような空間を作るほか、福井県は、恐竜の魅力を前面に出した展示を行い、パビリオンには、各府県が入れ代わりながらイベントを行う「多目的エリア」なども設けられます。

徳島県など関西広域連合は、公表された基本計画をもとに具体的な運営や展示について準備を進めていくことにしています。