知事選 公職選挙法違反の罪で略式命令 美馬市議が辞職

先月の県知事選挙で買収をもちかけられ、現金を受け取ったとして公職選挙法違反の罪で略式命令を受けた美馬市の40歳の市議会議員が18日、議員を辞職しました。

辞職したのは、美馬市の市議会議員、敷島敏宏議員(40)です。

敷島議員は、県知事選挙で落選した元参議院議員の三木亨氏への票の取りまとめを美馬市議会議員の藤野克彦被告から依頼され、現金10万円を受け取った公職選挙法違反の罪で16日、略式起訴され、徳島簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けました。

美馬市の議会事務局によりますと、敷島議員は18日に「一身上の都合」を理由に事務局を通じて辞職願を提出し、議長が18日付けで認め、辞職しました。

NHKの取材に対し、敷島議員は「コメントすることはありません」と話しています。