JR四国と徳島バス 運賃の一体運用区間を今月20日から拡大

JR四国と徳島バスは、徳島県南部で去年から始めた運賃を一体的に運用する区間を今月20日から海陽町にある海部高校周辺まで拡大します。

JR四国と徳島バスは、利便性を高めて地域の公共交通を守ろうと、徳島県南部の両社の路線が並行する区間で、去年4月から、全国で初めて運賃を一体的に運用し、途中で乗り換えても初乗り運賃が適用されないようにしました。

対象区間は、阿南駅と浅川駅の間でしたが、今月20日から新たに、いずれも海陽町にあるJRの浅川駅と阿波海南駅の間と、これにほぼ並行して走る徳島バスの浅川駅と海部高校前の間にも、拡大することになりました。

これで、一体的な運用の区間は、阿南市の阿南駅から海陽町の海部高校周辺までに広がり、例えば、JRの定期券を使って鉄道で通学する海部高校の生徒が途中でバスに乗り換えても、定期券の区間内で下車すれば、追加料金はかかりません。

また、これとあわせて、JR四国と徳島バスは対象の区間の運賃を最大200円、値上げします。