マスク着用 徳島市内の幼稚園 屋内・屋外問わず着用求めず

新型コロナ対策としてのマスク着用は、13日から個人の判断に委ねられます。これを受けて、徳島市にある私立の幼稚園では、園児には屋内、屋外問わずマスクの着用を求めない対応をとっています。

新型コロナの感染症法上の位置づけが、5月8日に季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行するのを前に、政府は13日からマスクの着用を個人の判断に委ねます。

徳島市にある私立の「白うめ幼稚園」では、これまで、屋内では園児にマスクの着用を求めてきましたが、13日からは屋外・屋内問わず、着用を求めないことにしました。

3歳児のクラスでは登園時は6割ほどの園児が、マスクをしていたということですが、室内での自由時間では、半分ほどの園児がマスクを外し、笑顔で遊ぶ様子が見られました。

一方、職員については、多くの園児と接触することから、感染リスクを避けるため、マスクの着用を続けるとしています。

「白うめ幼稚園」の原幸子園長は、「クラスターなど状況を見て、マスクを着用することになるかもしれないが、お互いの表情を見ながら、いろんなことを学んでほしい」と話していました。