中学生にスマホの決済アプリ使用し金融教育

スマートフォンの決済アプリの使い方を学ぶ授業が徳島市の中学校で開かれ、フリマアプリを運営する企業の講師が、利用金額を管理するなど、計画的な利用を呼びかけました。

6日、徳島市の北井上中学校で行われた授業は、東京に本社のあるフリマアプリの運営会社が開き、2年生、22人が参加しました。

生徒は、グループに分かれて、スマートフォンの決済アプリで浪費を防ぐためにどうすればいいか話し合い、▼利用履歴を確認することや、▼安易にお金をチャージしないことなど意見を発表しました。

このあと、講師は、利用金額を管理して計画的に利用することや、アカウントを不正に利用されないように、利用履歴をこまめに確認することを呼びかけました。

2年生の七條雅さんは「気付かないうちに使いすぎることがあると知ったので、ちゃんと考えて決済アプリを利用したい」と話していました。

フリマアプリを運営する「メルカリ」の齋藤良和さんは「中学生や高校生のうちから正しい知識を持ってほしい。保護者や学校とも連携し、安心・安全な環境作りに取り組みたい」と話していました。