上板町の小学生たち ネパール産のコーヒー販売で支援

発展途上国で生産された製品を適正な価格で取り引きする「フェアトレード」で、ネパールの人たちの生活を支援しようと、現地の人と交流を行っている小学生が、石井町の農産物の直売店で、ネパール産のコーヒーを販売しました。

上板町にある高志小学校では3年前、ネパールの子どもたちと交流を行ったことから、小学校6年生の18人が授業で、現地の人たちの生活の支援について学んでいます。

19日は、石井町にある農産物の直売店で、支援団体を通じて仕入れたネパール産のコーヒー豆やドリップバッグ200個を販売しました。

子どもたちは、訪れた人に発展途上国で生産された製品を適正な価格で取り引きする「フェアトレード」について、チラシを使って「値段は高いですが、労働にみあった価格です」と呼びかけていました。

販売した児童は、「コーヒーを全部売れるようにして、ネパールの人たちの生活が豊になってほしいです」と話していました。

児童らは、今月29日に徳島市の新町川沿いで開催される産直市でもネパール産のコーヒーを販売することにしています。