高校生が制作「道の駅の通販サイト」でネット販売開始

徳島県つるぎ町の高校生が授業で作った道の駅のネット通販サイトが完成し、インターネットによる特産品の販売が始まりました。

県立つるぎ高校では、ことし9月から地域ビジネス科の授業で地元の道の駅のネット通販サイトを制作してきました。

18日は1年生の生徒20人が制作過程を発表する公開授業が行われ、町特産の調味料「みまから一味」などの商品を掲載したサイトが披露されました。

そして生徒の代表が道の駅の担当者と一緒にサイトを公開する作業を行って販売が始まると、生徒たちはさっそくスマートフォンからアクセスして確認していました。

サイトの写真撮影を担当した生徒は「買ってもらえるようにつるぎ町のきれいな景色とあわせて商品を撮りました」と話していました。

また、公開授業で発表を担当した生徒は「意見をまとめる重要な役割だったので、責任感をもって頑張りました。サイトを見た人に徳島がいいなと思ってもらいたい」と話していました。

生徒たちは今後、商品のこん包や発送なども手伝うということです。

道の駅の営業担当の松永豊さんは「商品の組み合わせや写真の撮り方は高校生ならではの発想だと思いました。商品も充実させてサイトを成長させていきたい」と話していました。