「秋の阿波おどり」人気アニメのキャラクター仮想空間で登場

5日から徳島市で始まった「秋の阿波おどり」で、会場とインターネット上の仮想空間をつないで、人気アニメのキャラクターが阿波踊りを披露しました。

毎年11月に開催される「秋の阿波おどり」は、ことしも5日から徳島市の「アスティとくしま」で始まりました。

公演では、有名連と呼ばれる技量の高い踊り手グループが阿波踊りを披露し、訪れた人たちも一緒に客席で手や足を動かして楽しんでいました。

また、6日は、アイドルグループ「STU48」がゲスト出演したコーナーで、会場とインターネット上の仮想空間を連動させて、若い世代に人気のアニメ「パリピ孔明」のキャラクターも登場して阿波おどりを披露しました。

「パリピ孔明」は、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて徳島の魅力をPRしようと、県がインターネット上に公開している「とくしまバーチャルパビリオン」で、阿波踊りを踊ったり徳島の観光名所や名産を紹介しています。

一緒に、飯泉知事のキャラクターも登場して、「ぜひ徳島を訪れて欲しい」と会場に呼びかけていました。

兵庫県から訪れた30代の男性は「阿波おどりは迫力があって良かったし、仮想空間と連動させたイベントも新しい試みでとても面白かったです」と話していました。