秋の褒章 障害ある人をサポート神山町のボランティア団体

「緑綬褒章」に選ばれた徳島県神山町のボランティア団体「ハート・かみやま」は24年前の平成10年に発足し、軽度の精神障害や知的障害の人をサポートする小規模共同作業所「うめっこ」を開きました。
作業所は、ポン菓子や手芸品を作っていて、2日も、運営にあたる町の社会福祉協議会の指導員とともに、障害のある人とボランティアの人たちが一緒にポン菓子作りや、昼食の用意をしていました。
一時、60人以上にのぼったボランティアは、高齢化で、およそ40人になりましたが、今後も活動を継続していくことにしています。
会長の相原久子さんは、「大変な賞をいただいて、驚いています。全員が楽しく障害者の方と交流できているからこそ、活動が長く続き、評価いただけたのだと思います。高齢化で参加者は徐々に減っていますが、これからも安全に、できる範囲で活動を楽しく続けていきたいと思います」と話していました。