美波町の大浜海岸のアカウミガメ上陸7回 過去4番目の少なさ

アカウミガメの産卵地として知られている徳島県美波町の大浜海岸で、ことし確認されたウミガメの上陸回数は7回で、記録が残るなかでは過去4番目に少なくなりました。

美波町の大浜海岸は、アカウミガメの産卵地として国の天然記念物に指定されていて、毎年5月下旬から8月下旬にウミガメが上陸して産卵します。

美波町にある「日和佐うみがめ博物館カレッタ」によりますと、ことしは上陸が7回、産卵が5回確認され、上陸については記録が残る昭和25年以降で過去4番目に少なくなりました。

大浜海岸のアカウミガメの上陸回数は、最も多かった54年前の昭和43年に300回を超えましたが、個体数の減少などにより、この5年間は1桁台が続ているということです。

「日和佐うみがめ博物館カレッタ」の田中宇輝学芸員は「上陸・産卵の回数を増やすためには、一度上陸したウミガメが産卵のために再び戻ってくる環境を整えることが必要だ。海岸を照らす人工の光を抑制するなど、ウミガメの生態に配慮した取り組みを続けていきたい」と話していました。