阿佐海岸鉄道のDMV 通常運行を再開 運転士が感染で減便
線路と道路の両方を走る阿佐海岸鉄道のDMV=デュアル・モード・ビークルは、運転士が新型コロナウイルスに感染するなどして減便していましたが、20日から通常の運行を再開しました。
DMVは、運転士に新型コロナの感染者や濃厚接触者が出たことから、先月30日から上りと下り合わせて26便のうち、10便を減便しました。
その後、運転士が復帰し、台風の影響もなくなったことから、20日午前11時すぎから通常の運行を再開しました。
DMVは、バスモードと鉄道モードに変形できるため、運転士はバスと鉄道の両方の免許が必要で、代わりの要員を確保するのは難しいということです。
このため、阿佐海岸鉄道は今後も感染の状況によっては、運休や減便の可能性があるとしています。
阿佐海岸鉄道は、「職員一丸となって、感染対策をしていきます」とコメントしています。