徳島市と美波町の自主防災会 防災功労者で総理大臣表彰に

南海トラフ巨大地震などに備え、避難訓練などに力を入れている徳島市と美波町の自主防災組織が防災功労者として、内閣総理大臣表彰に選ばれました。

防災功労者の内閣総理大臣表彰には、全国の12人と36団体が選ばれ、13日、総理大臣官邸で表彰式が行われました。

徳島県から選ばれたのは、「美波町自主防災会連合会」と徳島市の「津田新浜地区自主防災会連絡協議会」です。

「美波町自主防災会連合会」は、平成23年、美波町の2つの地区の自主防災会がつくり、南海トラフ巨大地震の津波などに備え、毎年、町全体で避難訓練を行うなどし、地域防災力の向上に貢献したと評価されました。

会長の酒井勝利さんは、「地域の人と一緒に進めてきたことがむだではなく、表彰してもらってありがたい。皆さんもまたがんばろうという気持ちになると思う」と話していました。

「津田新浜地区自主防災会連絡協議会」は、津波到達までに安全な場所への避難が難しい「津波避難困難地域」にあり、住民が連携して、避難場所の確保や経路の調査など地域に根ざした防災活動を続けてきたと評価されました。

会長の張義則さんは、「これまでの活動の集大成で、とてもありがたい。地域の防災の課題を解決するためにいろんな立場の人と協力し、住みやすい地区にしたい」と話していました。

県内ではこれまで、阿南市の津乃峰小学校や徳島市の津田中学校など、個人2人と3団体が表彰されていて、徳島県から選ばれたのは4年連続です。

県危機管理政策課は、「皆様の日ごろのご尽力が高く評価されたことと大変喜ばしく思います。今後も、引き続き地域防災力の向上のためご活躍されますことをご期待いたします」としています。

また、防災功労者の防災担当大臣表彰には、勝浦町の自主防災会の会長の阿部惠さん、徳島市の「八万地区自主防災会連絡協議会」、「南井上地区自主防災連合会」が選ばれました。