最低賃金の引き上げ幅過去最大 中小企業に助成金活用呼びかけ

徳島県の最低賃金が過去最大の引き上げ幅となる31円引き上げられ、時給855円になることから、徳島労働局は新型コロナや物価高で打撃を受ける中小企業を支援しようと、助成金の活用を呼びかけています。

最低賃金は企業が労働者に最低限支払わなければならない賃金で、徳島県では今年度、過去最大の引き上げ幅となる31円引き上げられて時給855円になり、早ければことし10月6日から適用される見通しです。

こうした中、徳島労働局は新型コロナや物価高で打撃を受ける中小企業を支援しようと、国の助成金の活用を呼びかけています。

助成金は企業の賃金の引き上げ額や対象となる労働者の数によって最大600万円まで支給され、食洗機や自動梱包機など業務を効率化するための機器の導入などに充てることができます。

助成金を受けるには▽店舗の従業員が100人以下で、▽支払っている最低賃金と県内の最低賃金の差額が30円以内であることが条件で、飲食業や製造業など、中小企業が対象となります。

労働局は「過去最大の引き上げ幅となるので、これを機に助成金を一層活用してほしい」としています。

助成金の申請は労働局の窓口や郵送で、来年の1月末まで受け付けています。