「BA.5対策強化宣言」 徳島県が近く発令へ

新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、徳島県は医療への負担が増す恐れがあるとして近く、政府が新たに導入した「BA.5対策強化宣言」を出す方針を示しました。

18日、開かれた県の新型コロナウイルスの対策本部会議では、徳島県内で▼感染力がより強いとされるオミクロン株「BA.5」の検出率がおよそ8割と置き換わりが進んでいることや▼医療機関での感染が広がっていることが報告されました。

こうした状況を踏まえ、飯泉知事が「医療機関のマンパワー不足が危惧され、法律に基づき県民へ協力要請を行う必要がある」と述べ、国と協議を行ったうえ、近く、政府が新たに導入した「BA.5対策強化宣言」を出す方針を示しました。

この宣言では医療機関への負荷が増えていると認められる場合に都道府県が独自に出すもので、▼早期のワクチン接種や▼テレワークの推進、▼高齢者や基礎疾患のある人の混雑した場所への外出自粛など感染対策の強化を呼びかけることができます。

一方、県独自の警戒基準「とくしまアラート」は重症者用の病床使用率が基準値を下回っていることなどから現段階を維持する方針です。

飯泉知事は会議後の臨時の記者会見で「BA.5対策強化宣言」について今週にも宣言を出すことを目指す考えを示しました。

そのうえで▼県民に対するワクチン接種の呼びかけのほか▼入院受け入れ機関や宿泊療養施設の拡充などを行いたいといしています。

飯泉知事は「無症状の人もおり、積極的に検査を受けてもらいたい。また、医療機関の業務継続をバックアップするため感染しない、感染させない基本的な感染防止対策の再徹底の強化をお願いしたい」と呼びかけました。