児童にわいせつな行為した小学校元講師 懲役7年の判決

県内の小学校で担任の特別支援学級の男子児童にわいせつな行為をした罪に問われた元非常勤講師に対し、徳島地方裁判所は「担任であることを利用し、多数回にわたる常習的な犯行だ」などとして、懲役7年の判決を言い渡しました。

県内の小学校に勤務していた30代の元非常勤講師は、去年、担任の特別支援学級の男子児童3人に教室内で繰り返し下半身を触ったり、動画を撮影したりした強制わいせつなどの罪に問われました。

9日の判決で、徳島地方裁判所の増田慧裁判官は「担任であることを利用し、卑劣で執よう、かつ悪質だ。さらに多数回にわたる常習的な犯行だ」などと指摘し懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

この裁判では被害者を保護するためとして法廷で被告の名前などを伏せる措置がとられました。


こうした教員による児童や生徒へのわいせつ事件は全国でも問題となっています。

国会では教員による児童や生徒へのわいせつ行為をなくすための「わいせつ教員対策法」が成立し、ことし4月に施行されました。

法律では、▼わいせつ行為で懲戒免職となり教員免許を失効した人に再び免許を与えるかどうかを各都道府県の教育委員会が判断できるようにすることや、▼教員免許を失効した人のデータベースを国が整備することなどが盛り込まれています。

文部科学省によりますと、一昨年度、児童や生徒などへの性犯罪や性暴力、セクハラ行為で懲戒処分などを受けた教員は、200人に上るということです。

徳島県教育委員会は▼今年度、わいせつ・ハラスメント行為の根絶の徹底をテーマのひとつに掲げて取り組むほか、▼法律の施行を受け、3年後までに、教員免許を再び与えるか判断する審査会を設置するため、準備を進めているということです。