知事「現時点ではアラート引き上げず 行動制限も求めない」

新型コロナの県内の感染確認が過去最多となったのを受けて、徳島県の飯泉知事は会見を開き、重症者の数が少ないことなどから独自の警戒基準「とくしまアラート」を引き上げず、行動制限も求めない考えを示しました。

「とくしまアラート」は、現在「感染警戒・前期」で、「感染警戒・後期」に引き上げる目安は、病床使用率が35%以上、重症者用の病床使用率が30%以上とされています。

これについて、飯泉知事は7日、県庁で開いた臨時の記者会見で、記者から「とくしまアラート」を引き上げないのか聞かれました。

これに対し、飯泉知事は「重症者用病床使用率は12%と、『感染警戒・前期』の基準も下回っている。当面、この段階を維持したいと考えている」と述べ、現時点では「とくしまアラート」を引き上げず、行動制限も求めない考えを示しました。

また、「ことしは3年ぶりに阿波おどりがリアルで開催されるお盆になる。久しぶりに県外の家族が来るという人も多いと思うが、基本的な感染対策の再徹底と事前の検査をしてほしい」と呼びかけました。

一方、飯泉知事は、高齢者施設などでのクラスターが相次いでいることから、これらの施設を対象に職員が使用する抗原検査キットなどを配布すると発表しました。