中小企業調査 売り上げ改善も今後は悪化か 商工会議所連合会

県内の中小企業を対象にした調査で、売り上げの増加を示す指数は新型コロナの感染が拡大して以降最も高くなった一方、今後について、調査をした県商工会議所連合会は「物価高の長期化で、経営を取り巻く環境が悪化するとみられる」としています。

徳島県商工会議所連合会は、会員の中小企業を対象にことし4月から6月にかけて景気に関する調査を行い、252社から回答を得ました。

それによりますと、売り上げが増加した企業の割合から減少した企業の割合を差し引いた指数は、マイナス9.9ポイントで、ことし1月から3月の調査から16.9ポイント改善し、新型コロナの感染が拡大して以降最も高くなりました。

調査を行った時期に新型コロナの感染が一時的に落ち着いたため、宿泊業や飲食店など、サービス業を中心に売上が回復したことが要因とみられています。

一方、収益を示す指数は前回の調査から9.4ポイント高いマイナス19.5ポイントで、原油価格の高騰や円安で増加した仕入れコストの価格転嫁が進んでいないとみられるということです。

県商工会議所連合会は「物価高の長期化で消費マインドの低下が懸念され、多くの業種で経営を取り巻く環境が悪化するとみられる」としています。