鳴門市 「玉らっきょう」の収穫 最盛期
鳴門市では「玉らっきょう」と呼ばれる小粒のらっきょうが収穫の最盛期を迎えています。
鳴門市の大毛島では、水はけのよい砂地を生かしたらっきょう作りが盛んで、50軒の農家がらっきょうを生産しています。
5月中旬から小粒の「玉らっきょう」が収穫のピークを迎え、畑では、農家がトラクターを使ってらっきょうを砂の中から掘り出す作業に追われています。
「玉らっきょう」は小指の先ほどの大きさで、収穫したらっきょうは砂を落として薄皮をきれいに取り除いたあと、サイズごとに振り分けていました。
「玉らっきょう」は酢漬けのほか、天ぷらにしてもおいしいということです。
らっきょう農家の西上和也さんは、「鳴門のらっきょうは小粒でシャキシャキと食感がいいので、皆さんにご賞味いただきたい」と話していました。
鳴門の「玉らっきょう」の収穫は6月中旬まで続き、主に県内のほか関西や中部地方に出荷されます。