原材料価格の高騰を受け「徳島ラーメン」も値上げ

小麦など、原材料価格の高騰を受けて、徳島自慢の徳島ラーメンの店も値上げに追い込まれています。

徳島市中心部にある、昭和41年創業の名店「いのたに」では、先月1日からラーメンの中盛りを600円から650円に、大盛りを650円から700円に値上げしました。

背景には、ウクライナ情勢の悪化などを受けて、麺の原材料の小麦の仕入れ価格が20%ほど上昇したことがあるといいます。

また、ネギやメンマなどの仕入れ価格も上昇傾向にあり、値上げの後も経営への悪影響の懸念は消えないといいます。

香川県から訪れた58歳の客は、「原材料や燃料費の高騰は深刻ですし、値上げは仕方がないと思います。このラーメン店は毎月、何回も訪れるほど好きですし、食を通して応援したいです」と話していました。

また、徳島市の専門学校に通う21歳の学生は、「50円の値上げは学生にとっては大きいですが、卵を頼まないようにして値段を抑えながら、また食べに訪れたいです」と話していました。

「いのたに」の店長の猪谷貴雄さんは、「ことしに入って、コロナの感染状況も落ち着き、客足が戻るなど明るい兆しが見えていただけに小麦など原材料の高騰は本当に痛いです。なかなか価格が下がる見通しも立っておらず、厳しい状況が続いていますが、値上げしても訪れてくれる客のために、頑張ってラーメンを作ってきたいです」と話していました。