四国財務局の新局長 大島朗氏”地域経済の活性化に取り組む”

四国財務局の新たな局長に着任した大島朗氏が記者会見し、「地域活性化のサポートをしてきた経験を四国に当てはめて、何ができるか考えたい」と述べ、地域経済の活性化などに取り組む考えを示しました。

今月5日付けで四国財務局の局長に新たに着任した大島朗氏は埼玉県出身の60歳。
昭和58年に旧大蔵省に入り、大臣官房秘書課や全国各地の財務局などで勤務したあと、去年7月から財務省理財局で管理課長を勤めていました。
四国での勤務は初めてです。

16日の記者会見で大島新局長は、四国経済の現状について「観光資源が豊富で、人を呼び込む要件を十分に備えた強みがある一方、人口減少・高齢化が全国に先駆けて進み、持続的な経済成長を実現する上で対応が大きな課題だ」と述べました。

その上で、北海道・東北・東海などでの勤務経験を踏まえて「これまで地域活性化のサポートをしてきたが、その経験を四国に当てはめて何ができるか考えたい」と述べ、経済団体や企業などに足を運んで、さまざまな形で連携し、地域経済の活性化などに取り組む考えを示しました。