底引き網漁をしていた男性が機械に巻き込まれて死亡

15日夜、高松市の女木島の沖合で底引き網漁をしていた77歳の男性が、網を巻き上げる機械に巻き込まれて死亡しました。

高松海上保安部によりますと、15日午後7時半ごろ、高松市の女木島の沖合で、底引き網の漁船に乗っていた男性が網に巻きこまれたと、近くを船で通行していた漁業者から通報がありました。

海上保安部が現場に駆けつけたところ、漁船に乗っていた高松市扇町の恵比須記念男さん(77)が、網を巻き上げる機械に巻き込まれているのが見つかり、高松市内の病院に運ばれましたが、およそ3時間半後に死亡が確認されました。

恵比須さんは、高松漁港から1人で底引き網漁に出ていて、漁の最中に誤って機械に巻き込まれたとみられるということです。

女木島の沖合は15日夜、波のうねりはなく、曇りで視界は良好だったということで、海上保安部が事故の原因を調べています。