小学校の給食で児童が小麦アレルギー症状 業者が誤って納入

4日、土庄町の小学校で給食を食べた児童が小麦アレルギーの症状を起こしました。業者が誤って小麦の成分を含んだ肉だんごを納入したのが原因で、症状は快方に向かっているということです。

土庄町教育委員会によりますと4日、土庄小学校で4年生の男子児童が給食を食べたところ、小麦アレルギーの症状を起こしたということです。

児童は息苦しさやじんましんなどの症状を訴えたため、病院を受診しましたが、命に別状はなく快方に向かっているということです。

業者が小麦の成分を含んだ肉だんごを誤って納入したのが原因だということです。

4日は、町内にある4つの小中学校にあわせておよそ870食が提供されましたが、ほかに体調不良の報告はなかったということです。

この業者は、ことし5月にも小麦の成分を含んだ製品を誤って給食に提供し、多度津町の小学校と善通寺市の中学校で児童や生徒がアレルギーの症状を起こしています。

土庄町教育委員会は給食センターでも成分表示を確認して、再発防止に努めたいとしています。