丸亀市 七尾市への職員派遣終了へ 今後は別の形で支援

能登半島地震の発生からまもなく半年となりますが、丸亀市は石川県七尾市への職員派遣を今月いっぱいで終え、今後は別の形で支援を続けていきたいとしています。

丸亀市は、能登半島地震で大きな被害を受けた親善都市の石川県七尾市に、ことし1月5日から原則3人ずつ、交代で職員を派遣してきましたが、現地の状況がある程度落ち着いたとして、派遣を今月いっぱいで終了することにしました。

市によりますと、これまでにのべ128人の職員を派遣し、支援物資の仕分け作業や災害ゴミの搬入の案内、それに災害ボランティアのマッチングなどにあたりました。

さらに、1月にはこれとは別に派遣した職員らがうどんの炊き出しを行いました。

一方、今月21日の時点で市役所などに設置した義援金の募金箱にはあわせて191万円余りが寄せられたほか、七尾市のふるさと納税の代理寄付には91件、202万円余りの寄付があったということです。

また、3月4日からは石川県輪島市からの避難者1世帯2人に市営住宅を提供しています。

丸亀市は、4月から行っている土木技師の長期派遣は来年春まで引き続き行うとしていて、「今後も要請があったら応じ、支援や協力をしていく」としています。