池田知事 “高松市中央通り番町交差点に横断歩道設置を検討”

池田知事は24日の県議会の代表質問で、高松市中心部のにぎわいづくりの一環として、中央通りの番町交差点に横断歩道の設置を検討することを明らかにしました。

高松市の番町交差点は南北の片側3車線の中央通りと、東西の片側2車線が交わり、交通量の多い交差点で、横断歩道はなく、地下道しかありません。

池田知事は24日の県議会の代表質問で「平面でも行き来できるように国や市と連携して検討し、歩行者中心のまちづくりを具現化していきたい」と述べ、番町交差点に横断歩道を設ける考えを示しました。

番町交差点は、高松市が再整備を進めている中央公園と高松中央商店街を結ぶ位置にあり、北側には、建設中の県立アリーナを含むサンポート地区で遊歩道化が進められています。

県としては、これらのエリアを歩行者がスムーズに移動できるようにして人の流れを活発にしいうようというねらいがあります。

県によりますと、現在の地下道は残しながら横断歩道を設置する考えでことし夏ごろから国や警察、高松市などと交通量の調査を行い、設置する横断歩道の数などを検討することにしています。