高松空港とソウル結ぶ定期便 来月から1日2往復に

高松空港とソウルとを結ぶ定期便について、来月から現在の「エアソウル」に加えて、新たに別の航空会社の便が就航することになりました。
これによって、高松空港のソウル線は、1日2往復となります。

新たに就航するのは、韓国のLCC=格安航空会社の「ジンエアー」です。

高松空港では現在、ソウルとの定期便として韓国の「エアソウル」が毎日、1往復運航していますが、来月18日からはジンエアーも毎日、1往復運航します。

これによって、高松空港のソウルとの定期便は1日2往復となり、県によりますと、国際線の定期便で1路線に複数の航空会社が運航するのは、四国の空港では初めてだということです。

ジンエアーが中四国の空港の中で就航先を探していたところ、高松空港はターミナルビルなどの受け入れ環境が整っていると判断したということです。

高松空港のソウル線の搭乗率は、昨年度の平均で86.3%と、新型コロナの感染拡大前の平成30年度よりも3.5ポイント上昇していて、香川県の池田知事は「ソウル線は利便性が格段に向上すると考えており、韓国と香川県の観光や文化における相互交流がよりいっそう拡大することに期待している。県としては今後も高松空港と連携してインバウンド、アウトバウンドの双方向の利用促進策を実施したい」とコメントしています。