東かがわ市の沖合でシュモクザメ捕獲 県が注意を呼びかけ

東かがわ市の沖合で今月3日の夜、サワラ漁の網にシュモクザメがかかって捕獲され、県は、沿岸の市や町と漁協などに注意を呼びかけています。

捕獲されたのは、体長がおよそ2.8メートルの、シュモクザメです。

県によりますと、今月3日の午後8時ごろ、さぬき市の鴨庄漁協に所属する漁船が、東かがわ市の引田沖で流しさし網を使ったサワラ漁をしていたところ、かかっていたということです。

シュモクザメはT字型の頭部が特徴で、性質は獰猛で、日本では北海道から南に生息しているとされています。

シュモクザメは、香川県内では、令和2年7月に丸亀市と多度津町で捕獲されて以来、4年ぶりの捕獲となります。

県によりますと、人的被害の情報は入っていないということですが、シュモクザメはむやみに人は襲わないものの、歯が鋭く触るとかみつくおそれがあるということで、県は、瀬戸内海沿岸の市や町と漁協などに注意を呼びかけています。