ひまわりが特産のまんのう町で小学生などが種まき

毎年、およそ100万本のひまわりが咲くまんのう町で、地元の小学生や、ひまわり畑の沿線を走る観光列車の接客担当者などが、種まきを行いました。

ひまわりが特産のまんのう町では町内各地の畑で、およそ100万本が栽培されていて、毎年、この時期に地元の人たちが種まきを行っています。

JR土讃線の塩入駅近くのおよそ900平方メートルある畑で行われた種まきには、地元の小学生や農家、それにJR四国の観光列車で接客などを担当する職員、あわせて30人あまりが参加しました。

参加者たちは、横一列に並んだあと、竹べらを使って深さ3センチほどの穴を40センチ間隔であけて種をまいていきました。

JR四国が土讃線の多度津駅と徳島県の大歩危駅の間で運行している観光列車、「四国まんなか千年ものがたり」は、ひまわりが見頃を迎える7月に、この畑の近くで減速運転し、沿線の25万本のひまわり畑の景色を楽しんでもらうことにしています。

観光列車で接客などを担当する篠原若奈さんは、「ひまわりひとつ植えるだけでもすごく大変だなと感じました。車内でもたくさん案内して、この時期ならではの景色をお客様にお楽しみいただけたらなと思います」と話していました。