「バラ祭り」 約140種類が見頃 坂出市 番の州公園

香川県坂出市の公園で、色とりどりのバラが見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませています。

坂出市にある番の州公園には5つの花壇にあわせておよそ140種類のバラが植えられていて、7日から「バラ祭り」が開かれています。

漁で使われた網に34種類のバラがはうように植えられた花壇では、品種によって異なる色や形を楽しむことができます。

このうち、「パレード」というアメリカで作られたバラは花が直径8センチほどあり、濃いピンク色で、爽やかな香りがします。

また、「ファザーズデイ」や「オレンジマザーズデイ」とも呼ばれる品種は直径4センチほどの赤みを帯びたオレンジ色のバラです。

このほか、支えを必要としない、バラを集めた花壇にはフランスで作られた「フェルゼン伯爵」という品種が植えられていて、30枚ほどの花びらがあり、気品ある香りが特徴です。

さぬき市から訪れた30代の女性は「見て感動しました。バラは赤色と思っていましたが黄色い品種がきれいでした」と話していました。

坂出緩衝緑地管理事務所の大廣政道所長は「さまざまな種類があるので目と香りで楽しんでほしい」と話していました。

「バラ祭り」は5月19日まで開かれ、多くの品種が咲きそろうのは今週末以降だということです。