リュウゼツラン開花 “開花は数十年に一度” 高松 女木島
高松市の女木島で、数十年に一度だけ咲くといわれる「リュウゼツラン」が開花しています。
「リュウゼツラン」は、「竜の舌」のような形の葉が名前の由来とされる中南米原産の多肉植物で、数十年に1度だけ花を咲かせるといわれています。
花は女木島にある休校中の小学校の中庭にある「女根/めこん」という現代アートの作品の一角に植えられています。
去年11月以降、花を付ける茎が伸びて先端が垂れ下がり、今ではおよそ2.5メートルほどに成長しています。
ことし2月下旬ごろからたくさんの小さな花が茎のまわりに咲き始めたということです。
しかし、花が咲き終わったあとは枯れてしまうということです。
この「リュウゼツラン」はアート作品が公開される大型連休の後半のあす3日から6日までの間、一般の人も鑑賞することができるということです。
アート作品の管理などを行う石賀香里さんは、「アーティストの作品の独特の世界観やとても珍しい花を一緒に楽しんでほしい」と話しています。