小学校と中学校の給食のがんもどき食べた2人が小麦アレルギー

1日、多度津町の小学校と善通寺市の中学校で給食に出されたがんもどきを食べた2人が小麦アレルギーを発症する事故がありました。
業者が誤って小麦の成分を含む製品を納入したのが原因で、2人は医療機関を受診し、症状は快方に向かっているということです。

この給食は、多度津町と善通寺市、それに琴平町が自治体をまたいで設立した「善通寺市・琴平町・多度津町学校給食センター」が提供したものです。

発表によりますと、1日、給食センターで調理した「ひじきとがんもどきの煮物」に使われたがんもどきを食べた、多度津町の小学校と善通寺市の中学校の児童生徒、合わせて2人が小麦アレルギーを発症しました。

当初、業者が小麦を含まないがんもどきが納入する予定でしたが、誤って小麦の成分を含むリニューアル前の製品を納入したのが原因だということです。

アレルギーを発症した2人は医療機関を受診し、快方に向かっているということです。

1日は3つの市と町にある30の小中学校と幼稚園に合わせて5100食余りが提供されましたが、ほかに体調不良の報告はなかったということです。

給食センターは納入の際に商品名やパッケージなどの確認をより一層徹底して、再発防止に努めるとしています。