丸亀市の小学生 沖合の本島の歴史や文化を学ぶ

丸亀市の小学生が、沖合にある本島の歴史や文化を学ぶ校外学習が25日から始まりました。

初日の25日、本島を訪れたのは、丸亀市の城東小学校と、飯山北小学校の6年生、あわせて、およそ180人です。

このうち、飯山北小学校の子どもたちは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている笠島地区を訪れ、伝統的な街並みや保存センターなどを見て回りました。

また、塩飽勤番所跡では、展示されている朱印状などを見学しながら、江戸時代に海運業で栄えた塩飽諸島の政治の中心だった歴史などを学んでいました。

最後に訪れた市民センターでは、島の人から、人口減少が進んでいることなどについて話を聞き、熱心にメモをとったり、質問したりしていました。

参加した子どもたちは、「いろんな人たちがいろいろ教えてくれたので、歴史を知ることができてとてもいい経験になりました」とか「とても緑が多くて自然豊かで、古くから歴史が刻まれているという感じがすごくしました。自分の知らないところがたくさんあったんだと、世界がもっと広くなった感じがしました」と話していました。