子どもにジャズの魅力知ってもらう演奏会 高松市 檀紙小学校

来月4日と5日に高松市で開かれる音楽フェスティバルを前に、子どもたちにジャズの魅力を知ってもらおうと、シンガーとピアニストによる演奏会が25日市内の小学校で開かれました。

高松市の檀紙小学校でジャズを披露したのは、ともに高松市出身で、フェスティバルに出演する、シンガーの河西那都さんとピアニストの梅田玲奈さんです。

はじめに河西さんは、ジャズの由来にふれ、奴隷として働く人たちが悲しみの中でも、歌うことで楽しみを見つけていたと話しました。

そして、ジャズのアレンジで童謡の「にじ」を披露しながら、ジャズは自分の思うままに表現できることを伝えると、子どもたちは手拍子をしながら一緒に歌って楽しんでいました。

6年生の女子児童は「楽しそうに歌っていて私もああいう風に歌いたいし、ジャズのことを知りたいと思いました」と話していました。

シンガーの河西さんは「ジャズのノリを共有できたと思います。子どもたちには自分なりの楽しみを見つけてもらいたいです」と話していました。