大型連休 高松空港発着便の予約率は減少 一部便は人数増加も

ことしの大型連休の期間中に高松空港を発着する空の便の予約率は、日本航空、全日空とも減少しましたが、全日空は使用する機体を一部大型化したため、羽田便や那覇便で予約の人数が去年の同じ時期を上回っています。

日本航空と全日空は今月27日から来月6日までの、予約状況を発表しました。

高松と東京・羽田を結ぶ路線では、
▽日本航空の予約率が56.3%で、去年の同じ時期と比べて7.9ポイント減り、
▽全日空も57%と去年と比べて2.8ポイント減りました。

全日空は、一部の便で、去年よりも大型の機体を使用するため提供する座席の数が15.3%増え、予約の人数は去年を10%上回っているということです。

一方、日本航空は、座席数は去年とほぼ同じで、予約の人数は去年の87%あまりと減少していて、去年は割り引きセールを行い、その反動が大きいのではないかとしています。

また、全日空の高松と那覇を結ぶ路線は予約率が59.2%で、去年の同じ時期と比べて6.3ポイント減っていますが、機体の大型化で提供する座席の数を増やしため予約の人数は去年より12%あまり増えています。

利用者のピークは、
▽羽田発の高松へ向かう下りが今月27日
▽高松発の羽田に向かう上りが来月6日だということです。