樹齢およそ50年のアメリカハナミズキ 白い花咲かせ見頃

高松市の住宅の庭で、樹齢がおよそ50年、高さおよそ8メートルの「アメリカハナミズキ」が白い花を咲かせ、見頃を迎えています。

高松市鬼無町の四宮静雄さんの住宅の庭では、高さおよそ8メートルの木がたくさんの白い花を咲かせています。

「アメリカハナミズキ」はアメリカが原産で、大正時代に当時の東京市が桜を贈った返礼としてアメリカ政府から日本に贈られ、その後、各地に広まったとされています。

ハナミズキの花びらのように見えるものは「総ほう」と呼ばれる花の付け根の葉が変化したもので、緑色をした中心部分に小さな花が集まっています。

この木は、園芸店を営んでいた四宮さんが自宅を新築した際に植えたもので、樹齢およそ50年だということです。

たくさんの白い花が枝の先までついていて、現在、満開で、見頃を迎えています。

四宮さんは「今ちょうど満開で、花が落ちても木の下が花びらで真っ白になってそれもきれいです。みなさんに見てほしい」と話していました。

四宮さんの住宅にあるアメリカハナミズキの花は、この先1週間ほど楽しめそうだということで、一般にも開放されています。