坂出市 転入者の空き家改修費用を最大200万円補助へ

坂出市は移住を促進するため、今年度から空き家改修の補助制度を拡充し、市外からの転入者が市が指定する区域内で空き家を改修する場合、最大で200万円を補助することになりました。

坂出市は移住者への支援を手厚くし、中心市街地の空き家対策を集中的に講じようと、今年度から移住を促進するための空き家改修の補助制度を拡充しました。

対象となるのは、県の空き家バンクに登録されている空き家を購入もしくは賃借して、補助金の交付後、5年以上居住する意思がある人で、市内の事業者が改修を実施することなどが条件です。

補助額の上限は、移住者か移住予定者が市が指定する居住誘導区域内の物件を改修する場合は200万円、区域外の物件を改修する場合は150万円、移住や移住予定以外の人が居住誘導区域内の物件を改修する場合は150万円、区域外の物件を改修する場合は100万円となっています。

香川県内では丸亀市が離島の空き家の改修費用について最大200万円の補助を行っています。

坂出市は「駅前の再整備に力を注いでいるが、中心市街地はまだ寂しく、補助金の拡充により市外の人にも坂出に目を向けてもらい、移住者の力も借りてまちを盛り上げていきたい」と話しています。