小学校で地震の避難訓練 身を守る行動など学ぶ 香川 三豊

17日の深夜、豊後水道を震源とする地震があり香川県内でも震度3を観測しましたが、19日、三豊市の小学校では、地震の避難訓練が行われ、児童が身を守るための行動などを学びました。

三豊市の仁尾小学校では授業参観に合わせた避難訓練が行われ、全校児童と教職員、およそ220人が参加しました。

廊下から保護者が見守る中、地震の発生を知らせる校内放送が流れると、児童たちはすぐに机の下に入りました。

そして、校内放送で避難が呼びかけられると、先生の指示に従って廊下でヘルメットをかぶり、校庭に避難しました。

このあと児童は体育館で、日本赤十字社の担当者から身の回りにある危険な場所を見つける方法について説明を聞きました。

そして、自分の家の中の絵を書いて、ものが倒れたり落ちてきたりしそうなところに印をつけて、たんすやテレビなどの家具を固定する対策を話し合っていました。

6年生の児童は「冷蔵庫が倒れてきたり食器が割れたりすると危ないと感じたので家族と一緒に家具を固定するL字金具や防災グッズを確認したい」と話していました。

日本赤十字社香川県支部の嘉藤整さんは「南海トラフ地震は必ずやってくると言われているので、自分や家族の安全、地域を守っていく大人になってもらいたい」と話していました。