新1年生の通学が本格化 警察官が通学路で見守り活動 香川

香川県内では、15日から新1年生の通学が本格化し、警察官が登下校の交通事故を防ごうと15日朝、通学路に立って登校する子どもたちの見守り活動を行いました。

このうち、高松市多肥上町にある多肥小学校近くの交差点では、警察官6人が15日朝7時20分ごろから街頭に立ち、登校する子どもたちを見守りました。

警察官たちは、黄色い旗を持って登校する子どもたちに声をかけながら、車に注意するよう呼びかけました。

15日は、「全国一斉街頭指導日」として、全国各地で見守り活動が行われます。

県内では、登下校の時間にあわせて通学路あわせて115か所で見守り活動が行われるほか、パトカーや白バイなど159台が出動し、事故につながる危険な運転や交通違反の車両がないか、取り締まりを強化しています。

警察によりますと、香川県内で去年1年間に交通事故でけがをした小学生と中学生は、合わせて220人で、前の年より27人増えていて、このうち登下校中の、自転車と徒歩による事故が、40%余りを占めているということです。

高松南警察署交通課の真鍋明弘課長は「新学期は心躍る時期であるとともに、不安もある時期なので、注意が散漫にならないよう通学路での安全な行動を心がけてほしい」と話していました。