「天空の鳥居」で知られる観音寺市の神社で春の例大祭

「天空の鳥居」で知られる観音寺市の高屋神社で、五穀豊じょうを祈る春の例大祭「高屋まつり」が開かれ、「ちょうさ」と呼ばれる巨大な太鼓台が桜の舞う参道を練り歩きました。

毎年、春に開かれている「高屋まつり」は、桜の散り方でその年の豊作を占う祭りです。

金色の竜などが施され、重さがおよそ3トンもある「ちょうさ」と呼ばれる巨大な太鼓台が、ことしも満開を迎えた参道の桜並木の中を練り歩きました。

祭りには、大勢の見物客も訪れ、そろいのはっぴを着た地元の人がかけ声を出したり、太鼓をたたいたりしながら、4台の「ちょうさ」を坂の上にある神社まで引いていく様子をカメラにおさめていました。

そして、祭りの参加者は神社に到着したあと、境内を1周して「ちょうさ」を奉納しました。

祭りに参加した中学1年生の女の子は「すごく達成感があったし、とても楽しい1日になりました。桜の花びらが落ちてきて、とてもきれいでした」と話していました。

大阪府から見物に訪れた親子連れは「小学生のころはちょうさを引っぱっていました。ここでしか見られないので、子どもも喜んでくれてよかったです」と話していました。