四国 去年のホテルや旅館の宿泊者数 前年の1.3倍に増加
去年1年間に四国4県のホテルや旅館などに宿泊した人の数は延べ1456万人余りで、前の年のおよそ1.3倍に増え、比較が可能な2011年以降で最も多くなりました。
観光庁の調査によりますと、去年1年間に四国4県のホテルや旅館などに宿泊した人の延べ人数は、速報値で1456万8000人でした。
これは前の年より27.7%増え、新型コロナ感染拡大前の2019年と比べても0.4%増えていて、比較可能な2011年以降で最も多くなりました。
県別で最も多かったのは愛媛県で、前の年より23.8%増えて延べ465万3000人、次いで香川県が前の年より30.5%増えて延べ422万7000人、高知県が前の年より33.7%増えて延べ342万9000人、徳島県が前の年より22.6%増えて延べ225万9000人でした。
また、去年1年間に四国4県のホテルや旅館などに宿泊した外国人は、速報値で延べ90万4000人で、前の年の9倍以上に増えました。
最も多かったのは香川県で、延べ44万4000人と半数近くを占めました。
四国運輸局は、新型コロナの5類移行や、各地の空港での国際線の再開が外国人の宿泊客が大幅に増えた主な要因と分析していて、「今後も国際線の増便が見込まれ、外国人の宿泊者数はさらに増えていくと思われる」と話しています。