高松・上海便運航 春秋航空関係者ら 三豊市の紫雲出山を視察

2日再開した高松空港と中国・上海を結ぶ定期便を運航する春秋航空の関係者などが県観光協会の招きで三豊市の紫雲出山を視察しました。

中国の格安航空会社、「春秋航空」は2日、高松空港の上海便の運航を再開しました。

県観光協会はこれを機に、インバウンドの誘客につなげようと春秋航空とグループ会社の関係者を招いて県内の主な観光地の視察を行っています。

3日は、あいにくの雨模様となりましたが県内有数の桜の名所、三豊市の紫雲出山を案内し、うっすらと見える幻想的な桜と瀬戸内海の景色を楽しんでもらっていました。

春秋航空の孫振誠日本市場開発部長は「桜と海の景色が水墨画みたいです。すごくすばらしいので会社も何か商品を考えているということです」と話していました。

紫雲出山にはきのうの便で上海から訪れた観光客もいて、「こんな天気で特別な感じの桜を見られて本当にうれしいです」と話していました。

三豊市の山下昭史市長は、「紫雲出山は今人気が高まっているが、海外の人にも見てもらうのにもう一押しアピールがほしいと思っていたので、春秋航空に来てもらったことで弾みがつくと思う」と話していました。