「しだれ桜」描いた御朱印の授与 今月末まで 高松 一宮寺

サクラが見頃を迎えるのを前に高松市の一宮寺で、寺の見どころのしだれ桜をあしらった特別な御朱印の授与が始まっています。

四国霊場八十三番札所の一宮寺では、参拝者に春の気分を味わってもらおうと、寺にあるしだれ桜をあしらった御朱印を期間限定で授与しています。

御朱印には、満開のしだれ桜が描かれ、本尊の「聖観音」の文字が記されています。

これまで白地の和紙に桜がデザインされていましたが、ことしは春の参拝をより楽しんでもらおうと桜をモチーフにしたピンク色の和紙に変更したということです。

このほか、幸福を祈願する桜の花びらがデザインされた「桜のお守り」も用意されています。

寺によりますと、境内の桜は、まだ、つぼみが多く、見ごろになるのは、今週末から来週にかけてを見込んでいるということです。

一宮寺の加藤泰弘副住職は「例年だとこの時期、花が咲いていますが、ことしは咲き始めの段階です。御朱印は、しだれ桜の枝が垂れ下がっている様子を表現しているので、ぜひ見て春を感じてほしい」と話していました。

この御朱印は、4月30日まで寺の納経所のほかオンラインでも授与しています。