瀬戸中央自動車道の料金 今後10年間も値下げ継続 本四高速

現在、値下げされている、香川県と岡山県を結ぶ瀬戸中央自動車道の料金について本州四国連絡高速道路は、今後の10年間も値下げを継続すると発表しました。平日2310円の料金水準は4月以降も維持されることになります。

瀬戸中央自動車道の料金は、もともと1キロあたり252.7円でしたが、2014年から値下げされ、10年間の暫定措置として、ETCを利用した車を対象に、108.1円となっています。

3月末で期限が終了するのを前に、本四高速は、10年後の2034年3月31日まで値下げを継続すると発表しました。

本四高速は、「高速道路の建設に伴う借金の返済に影響を与えないと判断した」としています。

これにより、岡山県の早島インターチェンジと坂出インターチェンジの間は4月以降も、平日2310円の料金が維持されることになります。

このほか、本四高速が管理し、現在、値下げされている愛媛県と広島県を結ぶ西瀬戸自動車道、通称「しまなみ海道」と徳島県と兵庫県を結ぶ「神戸淡路鳴門自動車道」も料金水準を維持するということです。